第一印象を大切に
第一印象はとても大切です!
最初の2〜3分の印象で面接官は良くも悪くもあなたに対するイメージを勝手に決めてしまいます。話の中身をいくら念入りに準備しても、『暗いなー』とか『内気な感じがするなー』と思われてしまっては、それ以上面接が進まないこともしばしば。
とは言え、多くの就活対策セミナー等で教えているマニュアル的な接し方も???な感じです。
面接官を務めていると、見事なまでにマニュアル通り入室し、着席し、自己紹介をする人がいます。笑顔もマニュアル通りです。これって空々しくしか見えないんです。さすがにマイナスにはなりませんが。
入室の手順を間違えても、着席のタイミングを間違えても、その時に自然に出た笑顔や対応の素直さの方が好印象だったりすることが多いのも事実です。
自身の第一印象がどのように写っているかをまずはチェックしてみたほうがよさそうです。
改めるべきところは習慣付けができるまで取り組みましょう。実は今のままが一番良いかもしれませんが・・・。
面接官は視覚で判断してしまう
就活準備とし模擬面接の体験はとても有効です!!
面接官は質問に対する回答の他に、目から入ってくる情報をとても重要視します。
面接官に話しているというより、覚えてきた原稿を必死に思い出して語っているだけにし見えない仕草。
面接官に話しながらも目線をそらしてしまう仕草。
何となく自信のなさそうな仕草。
無理やり作ったマニュアル的笑顔。
何となく暗い。
そんな今の自分をまずは把握した上で、視覚にアピールするトレーニングは非常に効果的です。
まずは第三者に協力してもらい、今の自分の印象をチェックしてみることは面接準備として効果的です。
ストーリー性が重要
面接官は皆さんを知るために様々な質問をします。それぞれに回答は準備してきていますからそれなりには答えられるはずですが、問題はここからです。
第一に、面接官がさらに掘り下げた質問をした時、単にマニュアル的に準備した解答はボロが出てしまいます。結局は本当の自分自身でしか面接の質問には答えられませんから。
第二に、様々な質問に対する答えが、それぞれには完結しているようでも関連性において破綻していることが多いということです。
学生時代の経験や大切にしている価値観、人生で苦しかったことや乗り越えた経験、志望動機や将来の夢、それが自分の中にストーリー性を持ってつながっているかどうかです。
マニュアル的な一問一答の対策はストーリー性が破綻してしまいがちです。面接官はそれを見事に見抜いてしまうのです。
つまらない一問一答のマニュアル的対策よりも、自身の過去・現在・未来をストーリー性を持って語れるように準備することのほうが重要ですし有効です。
その時、面接官は『なるほど!』と理解してくださるはずです。